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2007/04/04

リーダー

ブッシュ大統領のお粗末さに歩調を合わせるように安部内閣の大臣さん方も負けず劣らずのお粗末振りを披露しています。政府と政党がまったく違った生き物のようにあらぬ方向へと進んでいるようで、これもまた小泉政権の負の遺産なのでしょう。厚生大臣の想像を絶する?無神経さ、防衛大臣の軽率な言動、そしてこれらの不祥事を非難する古参の先生方等等これが今の日本の政治のレベルかと目を覆いたくなる昨今です。あれほど騒いで、血税を使い郵政民営化をごり押ししサッサと逃げた前首相の罪は計り知れない程大きいのだと何時か国民も気づく筈、ブッシュが合衆国大統領史上最悪の「人」であったと言われるように。これほど隙だらけの政府なのに、政権交代のチャンスなのに民主党もまた同じようなレベルの先生方が何も出来ずに後手後手?しているようでは日本の将来はお先真っ暗としか言いようがありません。人間の性として「傲慢さ」は誰しも大なり小なり持ち合わせているものです。常に謙虚に自分を見つめ、戒め、努力を怠らない人には「傲慢さ」は出てきません。権力を手に入れると往々にして傲慢さが表面に出てくるのが人の常です。「国」も同様で、「大国のエゴ」というやつです。国益と言う名の下にエゴとエゴがぶつかり合っているとしか思えないのが国連の安全保障理事会を見ていると良くわかります。国も会社も組織も全ては「リーダー」の資質で運命が決まります。高い理想、確固たる目標、強固な意志、そして他人の心を汲み取る器(人徳)、、、このような資質を持ち合わせた人に決して私心はなく己の全てを国や会社や組織に捧げる事が出きるのです。企業家の中にはこれに近い人が居るのに政治家にそういう人物が居ないのが不思議でしかたありません。素晴らしいリーダーの居る国民、立派なリーダーの居る会社の社員、全幅の信頼を寄せられるリーダーの居る組織の人々は幸せです。「リーダー」を誇りに思い「宝」と思っている国民・社員・人は「リーダー」からも「宝」と思われているのです!