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2012/06/05

勘違い

民主党政権最後の?内閣改造が行われた。注目すべきは「防衛大臣」である。テレビでお馴染みの現役の大学教授であるが、この人選について与野党の一部議員 から疑問の声があがっている。そのコメントが如何にも政治家のレベルの低さを物語っている。以前防衛大臣を務めていたオカマかな?と思うような自称防衛通 のコメントを聞いていて今の政治家たちが如何に勘違いしているか、聞いていて失笑した。「国民から選ばれた国会議員が就任するのが不文律で、、、云々」彼 らは本当に「選ばれた」と思っているのだろうか?与党の中にも「民間人がどう責任をとるのか、、、」等と責任のせの字も取れなかった議員さんが仰るのだか ら笑わせるではないか。国政選挙でこの人物に国の命運を託そう!と純粋に投票する国民など極々一部にすぎないのは明白である。地方議員や選挙大好き人間に 頼まれたり、仕事の見返りを期待したりで投票するのが半数、大半は他候補(他政党)より少しはましか?と言って仕方なく投票していると言うのが現実の様な 気がする。「票が全て!」「落選すれば只の人」と公言する政治家?よりも防衛知識、世界情勢・国内情勢に関する洞察力・視野の広さと言う観点からしても今 回の人事は正解である。与党はおろか野党にも適材は居ないのだから民間人起用は大いに結構なことである。これを機会に議員さんは自分が「選ばれた」と言う 大いなる「勘違い」に是非気が付いてほしいものである。