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2007/04/04

プロ野球の衰退

ベースボールの世界がシーズンオフになり俄にトレードやFAの話題がスポーツ紙を賑わしている。先週から行われている日米野球を見ていて大リーグも変わったなとの印象を持った。投手と打者の勝負で従来の大リーグでは見たことがないような勝負の場面が何度かあった。直球で打者を仕留めることが命と言うような大リーグの慣習?では必ず最後の決め球は直球(それが大リーガー投手のプライド)であり打者はそれに真っ向から強打していったものであるが今回の日米野球では「かわす」投球が何度もあったのには少々驚いた。野茂やイチローの様な変化球を決め球にしたり、セコセコしたヒットを狙う選手が大リーグで活躍しチームの勝利に貢献している以上アメリカ野球も変化してきたのだろうが日本のプロ野球と変わらない「ベースボール」には興味が半滅する。それだけ日米間の差が無くなってきたのかもしれないが、、、。それにしても彼らの年俸、契約金の多さにはどうしても首を傾げたくなる。それ程の価値が彼らにあるのか甚だ疑問であるし、何よりそれだけ「プロ野球」がファンに夢を与えるに足るプロスポーツなのか?球団が大赤字を打ってまで経営を続行するだけの宣伝効果があるのか?どうしても私には理解できない。長島や王が年俸交渉に一切クレームをつけなかったことは時代なのか?日本プロ野球の将来を憂うならファンが気楽に球場に足を運べるような工夫をどしどし実行すべきと思うのだが。観客席がガラガラの球場で年俸1億円の選手がプレーしている光景を選手本人、球団、ファンはどのように感じているのか当事者に聞いてみたくなる。話は変わるがフィギュアの安藤美樹が復活したのは楽しみである。オリンピック前の自信喪失?の彼女とは打って変わって自信と気迫が漲っていた彼女の演技には感心した。精神的な強さが備わった証拠であろうがこれからも益々成長し北京では荒川に続くスターになって欲しいものである。