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2015/07/30

安保法案・TPPにみる政治屋のお粗末さ

これほどお粗末な国のリーダーが嘗て存在したのだろうかと?歴代総理を思い浮かべてみたが見当たらない。似たり寄ったりの人は多々居たがこれだけメディアが発達?した近頃、彼の言動を見るたびに鬱陶しさ、情けなさを覚えるのは小生だけではあるまい。憤りを感じる人も日に日に増しているとさえ感じる昨今である。安保法案についてはおじいちゃんの遺志を継いで?かなにか知らないが結局はその人も強行採決後は向こう「岸」に追いやられた。孫もいづれその運命をたどるのであろうがあまりにも稚拙な言動にこんな器量のない人間が政界にはウヨウヨいる現実が空恐ろしい。自民党の中に異を唱える先生方がいかに少ないか、国の未来を憂えている「政治家」が如何に少ないかを如実に物語っていると確信する。憲法解釈の変更というあまりに姑息な手段でお粗末な(大雑把な)法案を押し通す今の政治は日本を堕落させていくこと明白である。日本を取り巻く国際情勢の変化を理由に急がねば、急がねばと言い続けているが戦後70年を支えてきた「日本国憲法」にはそれなりの価値があると信じている。変えるべき点もあることも事実である。そこをしっかり議論し国民に説明し憲法を改正すべきはし、守るべきは守ることが今の日本に大切なことではないか。アメリカ追従型の政治など昔の話でありもっと頭の良い政治家がこの国の将来を憂いリーダーシップを発揮していってほしいと願うのは多くの国民の一致した想いである。TPP然り、数年前までTPP断固反対を掲げていた自民党がコロリと寝返りを打ち加盟国の我侭に翻弄されている。農協などは自民票の最右翼であったと思うがこの裏切りで今後どうなるのか少々興味深いところでもあるが。政治家というのはもっと賢くて私利私欲のない、極端に言えば無給でも国のために命を捧げるくらいの人間にやってもらいたいものである。国会議員に限らず県政、市政の「先生」が多すぎると多くの日本人は感じているはずである。給与も然り、五時一分に各庁舎からゾロゾロ職員が出てくる姿に「公務員」のあり方にも???を如実に感じ、昔流行った「給料泥棒」という言葉を連想してしまう。国民の格差がこれ以上広がらないうちに善良な誇り高い国民が一斉に立ち上がり今のお粗末な政治屋を追放しまともな国造りを始めなければ大国のそして隣国の思うがままの「国」になってしまうことは間違いない。