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2007/04/04

若いパパとママ

先日友人の娘さんの結婚式に参列した帰り基山のパーキングに立ち寄ったときのこと。駐車スペースに車を寄せサイドブレーキを踏んだとき目の前の空きスペースに一台の車が入って来ました。かなり年期の入ったその車から未だ小学校前らしい小さな二人の子供さんと若い両親が降りてきました。我々も同時に車を降りたのですが、そこで素晴らしい光景を目の当たりにしたのです。彼らの古びた乗用車の横に誰が捨てたのかポリ袋に包まれたゴミが二つ投げ捨てられていました。小さな子供さんがそれを避けて通り過ぎようとしたとき母親が「ゴミを拾いなさい~」と幼い子供に言ったのです!若いパパと子供が無造作に捨てられたゴミ袋を楽しそうに拾いながら少し離れたゴミスポットに歩いていきました。質素な服装、古びた車、、、そして幸福そうな4人の家族、何と素晴らしい家庭なんだろうと彼らの姿をみて心が和みました。我々夫婦も若い頃、5人の息子にそうしたことがあったなあと昔を懐かしみも出来ました。教育問題が騒がれる昨今、日本の良さは捨てたもんじゃない!こんな素晴らしい若い夫婦が居るではないかと!本当に嬉しくて仕方がありませんでした。反面公共の場に平気でゴミを捨てて立ち去る輩も居るのです。「企業は人なり」とよく言われますが「国も人なり」です! 日本人が最も世界に誇れる「情緒」「道徳」が雪崩のように崩れ去っていく昨今、政治はそれに輪をかけるようなことばかりをしてきました。小泉劇場はその典型です。そして後を継いだ現政府もちぐはぐな事ばかりが目立ちます。国の再生は政治から、まともなリーダーの出現を生きて見られるのか??? パーキングで見たあの家庭が幸せに暮らして欲しいなあとつくづく思っています!