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2013/01/15

新年と新政権

慌ただしい年末年始も終わり2013年が本格的にスタートした。3年間の余りにお粗末な民主党政権だったが故に現政権は何につけやり易い環境にある。しか し所詮今の議員「先生」方の政治家としての資質は変わらないのであるから期待は到底持てない。「自分の生活が第一」?と言う政党を立ち上げた人、日本の良 き教育制度を崩壊させた日教組のドン、メディア向けのパフォーマンスばかりのバカ息子議員等々「人罪」豊富な政治の世界を見ているととてもこの世界的な危 機に活躍できる「人材」にお目にかかることはできない。真っ先にやらねばならないのは「歳出の削減」であるはずなのに「増税最優先」の新政権に到底期待は できない。震災でこれほどの打撃を受けながら産業界の身勝手な要望で原発再稼働に向けて進んでいる現状、政治家の大半は後援者の身勝手な要望に理屈をつけ ていかにも政治活動してます風のパフォーマンスをしている。野党時代あれほど言いたい放題言っていた「弱腰外交」についていったい彼らがどれだけの強気な 外交ができるのか?はなはだ疑問である。尖閣問題で中国はなりふり構わぬ行動が加速するであろうが、政府の対応に期待は全く持てない。私心を捨て国のため に命を懸ける程の政治家が出てこない限り本当の意味で日本は変われないと確信する。今最優先でやらなければならないのは「歳出の削減」と「地方分権」、更 に付け加えるならば「エネルギー政策の転換(脱原発)」と確信している。政治も悪いがメディアはもっと劣悪である。報道の姿勢、コメンテーターのお粗末さ は見るに堪えない。小生の知り合いにも「俺は金にはきれいだ」と言っていた輩がいたがそういうことを言う奴ほど「金には汚かった」し、「人が大好き」とい う奴ほど「自分が大好き」だった。政治家に限らず良き「日本人」が少なくなってきたのに加え若い人たちが「日本人」でなくなっていくようにさえ見えるのは 小生だけではあるまい。体罰に関する悲惨な事件が後を絶たないがこれに市長が出てきて殊勝なことを画面に向かって言っていたが小生には目立ちたがり屋の大 根役者にしか映らなかった。このような風潮は小泉政権時代から一気に加速してきた感があるがこれに歯止めを投じる手立ては「私心を捨てて国を憂う政治家」 「日本の将来を憂う教育者」の出現しかあるまい。優先課題の一つ「地方分権」にも問題がある。市政・県政に携わる議員さんの資質、首長の資質である。国会 議員同様低レベルな方々がたくさん存在するのが現実である。今年は国内外で重要な判断と決断を迫らる年になることは明白である。我々国民もメディアも「大 きな目」「大きな耳」「大きな心」で注視していかなければならない年である。