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2008/01/07

メディアに求めるもの

年末年始のテレビ番組を見てウンザリした。何と「お笑い」番組の多いことか!「お笑い」は日本古来の伝統芸能でありそれ自体結構なことであるが、もう少し中身のある番組は出来ないものか?天下のNHKでも中にはつまらない番組もあるが朝の連続テレビ小説、大河ドラマ、世界遺産など是非見て欲しい番組があるのが救いである。年末に三夜連続で放映した「ハゲタカ」を再度観賞したが良くできた作品だと感心した。この様な作品は視聴率、スポンサーに関係なく作製出来るNHKにしか出来ないのであろうか?あのつまらない「紅白歌合戦」が未だに高視聴率を維持しているのは裏を返せば如何に民放のレベルが低いかと言うことではないか?近い将来スポンサーも視聴率よりも中身を重視するような企業理念をもった企業が出てくるのではないかと期待してはいるが、、、。そもそも「お笑い」が大衆受けするのは「考える」と言うことから疎くなりつつある現代日本人を象徴しているように思えるのであるが、その傾向に拍車をかけたのはあの小泉劇場ではなかったか?政治も経済も今当に日本国民が試される時代、それが2008年との想いで国民一人一人が真剣に今の日本、これからの日本を考えて欲しいものである。