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2007/05/17

子供の国日本

教育基本法の改正を異常なまでに急ぐ政府、裏腹に「シンポジュームのやらせ」が堰を切ったようにマスコミに登場するようになった。小泉前首相の行った?「改悪」が次々と形となって表れる昨今、「劇場全盛」時代何も批判めいたことを言わなかった評論家達が挙って小泉批判を始めた。「やらせ」の現場責任者もたまりかねたように中央の指示でやむなくやったと開き直りとも思えるコメントを発し始めてしまった。それでも新首相は「教育基本法の改正を一時も早く、、、、」と迫力のない答弁を繰り返している。なんとも情けないリーダーである。北朝鮮からミサイル擬きの一発でも撃ち込まれようものなら取り巻きの閣僚達と右往左往するのであろうが何とも情けない政治・国になったものである。日本は世界有数の品格(道徳・情緒・教育・文化etc)を備えた国であると子供の頃から「日本人」の優秀さを誇りに思ってきたが昨今の日本の有り様を見るととても恥ずかしい思いがする。あの村上ファンドの間抜けな顔をした代表が声をうわずらせ「金儲けがそんなに悪いことですか?」と宣って塀の中に入っていったのは何時だったか?それを未だに肯定する企業家が存在し堂々とテレビに登場する、、、一向に「国柄の崩壊」に歯止めがかからない現状を「大人の国」はさぞや冷ややかに眺めているのだろう。内政・外交ともに前首相の残した罪は計り知れない程大きいのではないだろうか。