ページ

2007/05/04

高野連

西武の裏金問題に端を発した高野連の対応はお粗末限りないものであった。特待生制度自体賛否両論があるが、高野連と言う組織自体に疑問を感じた人も多かったのではなかろうか?私立高校のうち県レベルで常に上位に位置する学校では「特待生制度」は常識であったにもかかわらず何も手を着けなかった彼らの責任はそっちのけで聖人君子のようなコメントを出す何処かの官僚のような態度に怒りを覚えた野球ファンは多々居たはずである。特待生制度の是非をしっかり議論し、現実に即したルール作りをし、チェック機能を強化する作業こそ彼らがもっと早く着手すべきであった。野球少年のなかには家庭の事情でこの制度のお陰で高校に進学できた子供も居たはずであり、彼らを巻き込むことは罪なことである。春の選抜、夏の甲子園を目指している高校球児にもっと心ある処置をしてやるのが「高野連」「大人」の仕事ではないだろうか。全ての責任を高野連幹部の管理不足として彼らが職を辞して欲しかった。その後でもっとハッキリしたルール作り、チェック体制に取り組めば良いのでは?と思ってしまう。我が県の私立高校には「特特進」「特進」と言う制度を設けて居る高校があるが全国でも同じようなシステムの私立高校が多々あると聞く。この制度自体にも疑問を持っていたが、世間は容認?している感がある。こうしたスポーツの特待生、学業の特待生問題とプロ球団が憲章に抵触するような問題は別問題である。度を超した悪質な高校は別としてもっと寛大な処置を切望してやまない。