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2013/08/29

国民の資質

領有権を巡るニュースで隣国の「卑しさ」をうんざりするほど見せつけられる昨今である。小生の外国人の友人にはアメリカ人のマイクさん、中国人の朴さん、韓国人の具さん、北朝鮮の金さん、台湾人の温さんや鄭さんと言った日本人以上に義を重んじ礼儀正しい人がいる。中国・韓国の友人は口をそろえて母国の「卑しさ」を恥ずかしいと言う。日本人にも「卑しさ」はあるが隣国のそれとは性質が異なる。尖閣諸島を突然自国の領土と言い領海侵犯を繰り返す中国、日本は何もできない国との認識で竹島をサッサと実行支配してしまった韓国、戦後処理が終わった今でも延々と被害者をアピールし続ける彼らに「恥」という言葉はないに等しいのであろう。欧米の人々でさえアジアの中の「日本人」は他国民とは桁外れに違う「尊厳」「道徳」「文化」を持っていると称賛する人がいる。「いる」ではなく「いた」と言ったほうが良いかもしれないが、、、。メディアに登場する韓国や中国のコメンテーターもどきの人たちがペラペラペラペラ喋るの見ているとどうしても「卑しさ」を覚えるのは小生だけではあるまい。日本人の中にも何かにつけて口を出す何処かの市長のような輩がいるが、日本特有の良い意味での「曖昧さ」「口をつぐむ」と言った文化・風習は隣国の人の多くは持ち合わせていない。小生の友人たちは違う!彼らは「遠慮」「礼儀」ということを日本人以上にわきまえているのである。だからこそ「友人」になりえたと確信している。日本人の良さが雪崩の如く崩落していったきっかけは小泉政権の頃、何でもアリの風潮(政策も)が世間に浸透していった頃と思う。ホリエモンを担ぎ上げた当時のピエロのような幹事長、三流の弁士もどきのパフォーマンスで古参の国会議員の先生方を黙らせた首相、それに踊らされるマスコミ、あれから十数年たった今でもその息子や将来の総理と煽てられた市長等が悪しき性格を引き継いで「日本人の情けなさ」を暴露し続けている。政治家は日本に限らず隣国も欧米も似たり寄ったりの資質の人間が多いように思える。国民のごく一部の人種であるが「人罪」と呼ばれる輩がかなりの数を占めているのは何処の国も同じようである。イチローを国民栄誉賞になどというバカなことを平気で言う今のリーダーもお粗末限りない、いずれ見せかけの景気が後退し、隣国との摩擦が大きくなれば又敵前逃亡よろしく病院に逃げ込むのであろう。原発被害が収束どころか計り知れない被害を引き起こそうとしているにも関わらず自ら大手企業の営業マンよろしくのこのこと売り込みに行く姿は滑稽で失笑してしまったが。武道家である全柔連のトップが武士道を忘れ(持ち合わせていなく)茶番を演じていたが、国民にそれが如何に「日本人の資質」という観点から「危機」であるかをメディアはちっとも伝えようとはしない。良き日本人が居なくなるスピードは加速の一途を辿っている。