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2017/03/02

「ゲスの極み」政治屋

先月、我が町の市議会議員選挙があった。長年の付き合いがある市議さんは無事7期目の当選を果たしたが驚いたのは選挙結果、なんとトップ当選したのは地元サッカークラブを賞味期限切れで退団した元サッカー選手。ベテラン議員さんの倍近い得票をみて唖然とした。しかも最下位は当然落選するであろうと思っていた覆面レスラー、その人間性を知る由もないが議員活動に覆面?これが当選するのが今の政治屋の資質なのかと恥ずかしさとやりきれなさの選挙であった。県政、国政も然り実に情けない醜態を連日目の当たりして、これからの日本の姿を想像することさえできないでいる。日本に限らず世界各国のリーダー不在はどこの国も深刻である。トランプのような資質の欠片もないリーダーの演説に惜しみない?拍手を送る映像も、シドロモドロの答弁をするリーダーの後ろで口を歪め人を見下したうすら笑いを浮かべる大臣の姿も小生には全く同じに見える。今問題視されている馬鹿げた学園騒動の答弁に怒りも顕に「私は公人だが妻は私人なんですから、、、」と平気で宣うあの姿にとてもこの国の舵取りができる人間とは思えないと確信するのは小生だけではあるまい。これからの(今もであるが)日本が危うくなるのは政府与党の自民党の連なる「政治屋」のせいである。何故党内に反主流派が台頭しないのか?何故今のような情けない党首の采配に「NO」と言える人が出てこないのか?その一点に今の政治屋と呼ばれる人たちの資質のなさが現れている。野党にそれを望むのは無理であることは歴史が証明してる。日本は移民国家アメリカとは違い二大政党制は不似合いである。むしろ多党制こそが日本のこれからにとって最もよい政治形態と常々思ってきた。野党は政党の再編を、与党は数派に分裂し新党を結成、「是々非々」で各党が直面する課題を議論し会えるような政治はできないものであろうか?とリーダーや閣僚など「政治屋」ファースト、自分ファーストの面々がブラウン管に登場するたび嘆くこのごろである。